LINEMO副回線利用シーンは?契約の設定方法

LINEMO副回線とは?

LINEMO副回線とは、1台で2つの電話番号を使えることです。副回線があれば当然に主回線もあります。

主回線と副回線で音声通話とデータ通信に対応する「音声通話SIM」を2枚挿入することによって、スマホ1台で2つの電話番号を持つことが可能です。

「副回線」は、いまや生活インフラの一部と言えるモバイルネットワークについて、もしものときのために備えとして必要です。

デュアルSIMとして2枚のSIMをスマートフォンに入れ、通信障害や災害時には利用者側で切り替えて通信を利用します。

「主回線」と「副回線」

デュアルSIMは、iPhoneでは「主回線」と「副回線」という呼び名で管理されます。

基本的には最初に利用していたSIMが主、追加したSIMが副という扱いになりますが、副回線が補助的な役割のみかというとそうではななく、設定次第で副回線をメインの(メインで利用する)回線として使うことも可能です。

LINEMO副回線の料金

LINEMOでは「副回線サービス」というオプションは提供していないので、LINEMOベストプランを契約することになります。

LINEMOの「ベストプラン」は、データ使用量に応じて3GBまで月額990円、10GBまで2,090円の2段階で変動する従量制プランです。LINEの通信が無料(ギガフリー)で、ソフトバンクの高速回線を利用可能。通話は22円/30秒の従量制で、5分以内の無料通話は含まれません。

au回線やドコモ回線の通信がつながりにくい時でも、LINEMO副回線に切り替えてご利用いただきたい時は最低でも月額990円を支払うことになります。

項目 内容
1段階目 〜3GB: 990円(税込)/月
2段階目 3GB超〜10GB: 2,090円(税込)/月
ベストプラン速度制限 10GB~15GB: 最大300kbps
15GB超: 最大128kbps
3GB止める 3GB以下調整機能の提供なし。自己管理で3GB以下にコントロールする

LINEMOは副回線サービスより割高?

大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)が通信障害や災害時に、他社回線を「eSIM」で利用できるオプションサービス「副回線サービス」は提供終了および新規受付停止の流れです。

この副回線サービスは、月額429円程度で提供してきました。

データ通信は月500MBまで、速度は最大300kbps(送受信)に制限されるなど制限付きであることを考えると、料金が安くても弊害があると言えます。

LINEMOなら3GBまで高速通信で利用できて990円となりますので、副回線として契約することで、万が一の時の通信が快適となることでしょう。

LINEMO副回線の通話料は従量制になる

LINEMO副回線として利用するならLINEMOベストプランで十分です。LINEMOベストプラン利用時の通話料は、30秒ごとに22円かかります。

メインの回線で通話し放題プランやオプションを利用していても、その料金設定は適用されません。

LINEMO副回線の通信速度やデータ容量には制限なし

キャリアの副回線サービスには、「通信速度最大300kbps」「月間データ容量0.5GBまで」という制限が設けられています。

LINEMOは副回線サービスを提供していないので、通常の契約として副回線に設定しますので、LINEMOベストプランなら高速通信で3GBまで使えます。

LINEMO副回線契約する意味は?

LINEMOを副回線にする意味は、普段使っているahamoやUQモバイルの回線がつながらなくなった場合に備えて、LINEMOを副回線として準備します。

これにより、万が一ドコモ、auの回線が使えなくなっても、ソフトバンクの回線に切り替えることで、通信が繋がる状態を確保します。

災害・通信障害でも連絡が取りやすくなる

LINEMOを副回線契約することで、災害・通信障害でも連絡が取りやすくなります。

スマホが家族や友人との重要な連絡手段となりますので、緊急事態の備えを考えておくのは大切なことです。

主回線が不安定な場所でどうしても通信したい時

主回線がつながりにくい場所でも、LINEMO副回線であれば安定して通信できる可能性があります。

ドコモやauのキャリアの電波が届かない場所でも、ソフトバンクのキャリア回線であれば電波が届いているケースがあるためです。

ドコモの電波が悪い都心部や混雑エリアでは、ソフトバンク回線を副回線(サブ回線)として利用するのは非常に有効です。特に人混みでドコモ(ahamo含む)がパケ詰まりを起こす際、安定したソフトバンク回線への切り替えで通信改善が期待できます。

項目 内容
主回線 ドコモ(高品質・地方向け)
副回線 ソフトバンク系(都心・混雑時の安定性)

ドコモは地方に強いものの都市部で混雑しやすい傾向があるため、副回線にソフトバンク回線を持つことで、エリアの弱点を補い合える安定した通信環境を構築できます。

仕事とプライベートを分けられる

副回線は、仕事とプライベートの電話番号・通信を1台のスマホで明確に分け、着信履歴やLINEアカウントを混在させない管理に最適です。

通話用とデータ通信用で使い分けができる

通話用とデータ通信用で、2枚のSIMカードを使い分けることも可能です。

LINEMOでは音声通話SIMのみとなりますので、もう1回線はデータ通信SIMを契約することになります。

データSIMの最大のメリットは、音声通話機能がないため月額料金が非常に安い点です。LINEMOベストプラン3GB以下で最低990円です。

データSIM(データ通信専用)の料金は、小容量(1-3GB)なら月額300円〜600円程度、20GBで約1,000円〜2,000円台が相場です。

主回線の速度制限がかかるタイミングで、副回線に切り替える

主回線でデータをチャージするよりも、LINEMO副回線で3GBを990円で利用した方がおトクになる場合があります。

ahamoでは、月間データ容量(30GB)を使い切った後、1GBあたり550円(税込)で追加データを購入可能です。

3GB追加で1650円かかりますが、LINEMOベストプランなら3GBで990円で住みます。

副回線と主回線の切り替え方法

スマホのデュアルSIM(主・副回線)の切り替えは、「設定」アプリの「モバイル通信」から行います。iPhoneは「モバイルデータ通信」の項目で利用するSIMを選択し、Androidは「SIMカード管理」からデータ用・通話用の回線を指定します。

iPhoneでの切り替え方法

  • 1.「設定」アプリを開く
  • 2.「モバイル通信」をタップ
  • 3.「モバイルデータ通信」をタップ
  • 4.使用したい回線(主回線または副回線)を選択

Androidでの切り替え方法

  • 1.「設定」アプリを開く
  • 2.「ネットワークとインターネット」または「接続」をタップ
  • 3.「SIM」または「SIMカード管理」をタップ
  • 4.「モバイルデータ」をタップし、使用したいSIMを選択

LINEMO副回線で役に立たない注意点

海外旅行でLINEMO副回線はお得感がない

LINEMOの海外データ通信は、主要国で「海外あんしん定額」を利用すると24時間3GBまで980円かかります。

一方でahamoは海外91の国・地域で、追加料金なし・事前申し込み不要でデータ通信が使えるサービスです。月額2,970円(税込)の基本データ容量30GBの範囲内であれば、海外でも高速通信が可能です。

LINEMOは海外1日あた980円の料金がかかるので、ahamoと比べると割高です。

また、LINEMOの海外データ通信は、原則として契約開始から4ヶ月目以降から利用可能です。それ以前は利用できないため注意が必要です。

LINEMOはMNP乗り換えの場合、契約直後から海外ローミング(音声通話・データ通信)が利用可能です。

ahamo LINEMO
料金 追加料金0円(月額2,970円の範囲内) 利用量に応じた実費負担(高額になりやすい)
データ容量 容量: 海外91の国・地域で合計30GBまで(国内利用分と合算) 「海外あんしん定額」は24時間3GBで980円など、プランにより異なる
期間 15日間制限あり(16日以降は通信速度が送受信最大128kbpsに低下) 利用期間制限はないが利用日数に応じて料金がかかる
特徴 事前申し込みや設定は不要。データローミングをオンにするだけ。 事前に「世界対応ケータイ(無料)」への加入と、渡航先で定額利用できる「海外あんしん定額(1GB 980円/24時間など)」の申込みが必須です。