LINEMO値上げ料金据え置き新規停止

LINENO料金値上げなし据え置き

ソフトバンクは2026年4月10日、携帯電話料金の改定と新料金プランを発表しました。

既存プランの値上げは2026年7月1日からです。

既存プランの改定額は、ソフトバンクブランドが110〜550円(税込)。「ペイトク」や「メリハリ無制限+」などの大容量プランは550円、「メリハリ無制限」などは330円、「ミニフィットプラン+」などの小容量プランは110円の値上げとなります。

ワイモバイルは、「シンプル3」が6月2日から220円、「シンプル2」「シンプル」が7月1日から330円の値上げで、いずれも現在の契約者にプラン変更なしで適用されます。

LINEMO料金据え置き値上げしない

2026年7月からの値上げにLINEMOは該当せず据え置きとしました。従って料金は今まで通り変わりません。

今回、LINEMOは値上げを行っておらず、3GBで990円から、30GBで2970円という料金にも変更はありません。

ベストプラン ベストプランV
月額基本料 ・~3GB:990円
・3GB~10GB:2,090円
30GB:2,970円
通話料 22円/30秒 5分国内通話定額付き
通話オプション ・5分かけ放題:550円
・24時間かけ放題:1650円
・24時間かけ放題:1100円
データ量超過後の通信速度 ・10〜15GB:300kbps
・15GB超え:128kbps
・30〜45GB:1Mbps
・45GB超え:128kbps

LINEMO料金値上げしない理由

今回、LINEMOについて料金値上げをどうしようか、ソフトバンク株式会社では悩んだが、シンプルなサービスを残そうということで、継続を決定しました。

どうやら、ドコモのirumoのように、新規停止することも考えたいましたが、安さやシンプルさを求めるユーザーの受け皿として残しました。

安さを売りにしているだけに、値上げをしなかったと言えます。

LINEMO今後は値上げ改悪はある?新規停止は?

ソフトバンクは、電気代やメモリ価格、人件費などの原価高騰を挙げ、ソフトバンクやワイモバイルの値上げをしましたが、LINEMOは値上げも新規停止も行いませんでした。

LINEMOは、安さやシンプルさを求めるユーザーの受け皿として残したとしており、しばらくはLINEMOのサービスは継続の意向です。また、値上げを今後するかもしれませんが、するにしても先になるでしょう。

 ソフトバンクとY!mobileは、PayPayカード/PayPayカード ゴールドを軸にした割引を強化しているが、LINEMOでは、そうした割引は行っておらず、至ってシンプルです。

LINEMOは、複雑な割引条件やセット契約を排除した、30GB月額2,970円(税込)のシンプルな料金プランです。

ソフトバンクの高速回線を使用し、5分以内の国内通話も無料。手続きはオンライン限定で、契約・解約時の複雑な縛りがないのが特徴です。

PayPayカードを使っておらず、3GB~30GBで足り、シンプルな料金を求めるユーザーには、引き続きLINEMOが有力な選択肢になることから、新規停止は簡単にできることではありません。

ソフトバンクのメリハリ無制限+料金改定後

現在7425円のデータ通信使い放題プランは、2026年7月から月額7975円となります。

ソフトバンクの「メリハリ無制限+」は、データ利用量が実質無制限(月間200GB超過後は速度制限)で、テザリング・データシェアが最大50GBまで使えるスマートフォン向け料金プランです。月間2GB以下の利用時は自動で割引され、家族割や固定回線セット割を適用すると低価格で運用できます。

改定前 改定後
月額基本料 7,425円 7,975円
各種割引
(家族3人、ソフトバンク光Air加入、PayPayカードで支払い)
▲2,497円 ▲2,497円
割引後月額 4,928円 5,478円

【メリハリ無制限+の特徴】

項目 内容
データ容量 無制限(月200GB超で通信速度が最大4.5Mbpsに制限)。
テザリング、シェア 合計50GBまで(超過時は最大300kbps)。
割引適用 家族割引、固定回線割引、PayPayカード割を駆使して月額4,928円〜から利用可能。
小容量割引 月間データ利用量が2GB以下の場合は、自動で1,650円割引。

ワイモバイルのシンプル3 Sプラン

Y!mobileブランドでは、現行プランの「シンプル3」は月220円の値上げも「PayPayカード ゴールド」であれば、「PayPayカード割」の増額で実質同額になります。

旧プランの「シンプル」「シンプル2」では月330円の値上げです。

ワイモバイルの「シンプル3」は、2025年9月25日に開始された新料金プラン(S:5GB, M:30GB, L:35GB)です。

旧プラン「シンプル2」から基本料が値上げされましたが、PayPayカードや固定回線(おうち割)の割引適用で実質価格は同等か、それ以下になります。余ったデータの繰り越しや、LYPプレミアム特典も利用可能です。

【PayPayカード】

改定前 改定後
月額基本料 3,058円 3,278円
おうち割 光セット(A) ▲1,650円 ▲1,650円
PayPayカード支払い割 ▲330円 ▲330円
割引後月額 1,078円 1,298円

【PayPayカード ゴールド】

改定前 改定後
月額基本料 3,058円 3,278円
おうち割 光セット(A) ▲1,650円 ▲1,650円
PayPayカード支払い割 ▲550円 ▲770円
割引後月額 858円 858円

【主な特徴・割引】

項目 内容
割引前提の設計 「おうち割 光セット(A)」や「PayPayカード割」の適用で、シンプル2から実質据え置きか、条件により値下げになる。
PayPayカードゴールド割引 ゴールドカード限定の割引が新設され、よりお得になるケースがある。
データくりこし 余ったデータは自動で翌月に繰り越し。
LYPプレミアム 無料で利用可能(LINEスタンプ使い放題、Yahoo!ショッピング還元など)。

LINEMO以外は値上げの理由

ソフトバンク、ワイモバイル値上げの主な理由は以下です。

  • 物価高騰による各種費用の上昇
  • 通信トラフィックの増大
  • セキュリティリスクの高度化
  • 設備増強や開発投資の必要性が増加

ソフトバンク値上げの背景

ソフトバンクやワイモバイルの既存プランの値上げをした理由は、物価高騰による費用の上昇や、通信トラフィックの増大に伴う設備投資のためとしています。

ソフトバンクは既存プランを今の料金で提供していくと「このままではネットワーク品質を維持できなくなる」と値上げに踏み切った旨を説明しました。

すでに値上げを実施している他社同様に、高騰する電気代や部材費、人件費などへの対策となるといいます。

安定した通信と事業基盤維持のために値上げ

ソフトバンク値上げの理由として、電気代やメモリ価格、人件費などの原価高騰を挙げられます。

ソフトバンクでは、動画やゲームなどのリッチコンテンツの増加に伴い、2025年まで過去5年間でトラフィックが1.6倍に伸びており、トラフィック増に対してネットワーク品質の維持が求められる。

また、近年は災害が増えており、災害時に早期復旧できるような対策も不可欠だ。しかし現状のままだと、安定した通信の提供や災害時のライフライン維持が困難になると判断しました。

【電気代高騰の主な理由】

項目 内容
燃料価格の暴騰 ロシアのウクライナ侵攻などに起因する天然ガス、石炭、石油の価格上昇。
円安の影響 燃料の大部分を輸入に頼っているため、円安が輸入価格を押し上げている。
再エネ賦課金の上昇 再生可能エネルギー普及のためのコスト(再エネ賦課金)が単価上昇。
電力需給の逼迫 猛暑や厳冬による電力需要の急増や、古い火力発電所の休廃止により、電気の供給不足(需給逼迫)が懸念されると、卸電力市場の価格が高騰します。

新技術への投資(5G通信)

5Gが始まってもうすぐ6年になるが、次の世代へネットワークをつないでいく中で、事業コストがどんどん拡大しています。

何とかここまでしのいできたが、安定した通信を提供しながら事業基盤を維持していくことが“つながるネットワーク”の最低条件になります。

5Gの電波は遠くまで届きにくいため、エリアを維持・拡大するためには4Gよりも多くの基地局が必要となり、インフラ維持の負担増が課題となっています。

今のネットワークの品質を維持できなくなる

ソフトバンクはこれまで設備やネットワークの更改などをいろいろ精査し、売り方も変えてコストを削減してきました。

何とか値上げをしなくて済むような取り組みを行ってきたが、さすがにこのままだと、今のネットワークの品質を維持できなくなるギリギリのタイミングになり値上げしました。