LINEMOどこの回線?ソフトバンク回線!
LINEMOはソフトバンクと同一ネットワークで通信できます。LINEMOはソフトバンクの回線をそのまま利用しています。
LINEMOは厳密にいうとMNOでソフトバンク直営のブランドであり、ソフトバンクと同じ回線を使用しています。
そのため、格安スマホ寄りのリーズナブルな料金設定でありながら、安定した速度と高品質の通信を提供する事ができるのです。
項目 | 内容 |
---|---|
月額料金 | 【ベストプラン】 ・~3GB/990円 ・3~10GB/2,090円 【ベストプランV】 ・30GB/2,970円 |
ネットワーク | 5G/4G(LTE) |
テザリング | 無料 |
通信事業者 | LINEMOはソフトバンクが運営しているブランドのため、MNOに分類されます。 |
回線 | ソフトバンク回線 |
格安SIMの料金の安さと、大手キャリアの通信品質と充実したサービス。それぞれの良い点を兼ね備えているのがLINEMOの特長です。
MNOのソフトバンク回線で正真正銘のキャリア品質が期待できる
格安SIM(MVNO)の場合、ソフトバンク、ドコモ、auといった大手携帯電話会社の通信回線の一部を借りて、通信サービスを提供しています。
LINEMOは、ソフトバンクから通信回線を借りる立場ではなく、ソフトバンクのサブブランドとしてMNOの立場で提供しているサービスとされています。
そのため、対応エリアはソフトバンクと同じことはもちろん、ユーザーが集中する時間帯(昼休み、通勤通学時など)に通信が不安定になったり、通信速度が低下することはなく、ソフトバンクの通信品質と同様に、全ての時間で通信が安定して速度低下することがありません。
MNO | MVNO | |
---|---|---|
立ち位置 | MVNOに回線を貸し出している大手通信事業者(大手キャリア) | 大手通信事業者(大手キャリア)から通信回線を借りて、サービスを提供している通信事業者 |
メリット | MNOは自社で通信設備(インフラ)を展開しているために、 高速で安定した通信を広いエリアでおこなえるのも大きな特徴かつ魅力といえる | 自社でインフラを持たないため、設備投資が少なく済み、その結果ユーザーに安価なプランを提供できます。 |
デメリット | サービス料金が比較的高いことです。インフラの維持管理や新技術の導入に多額のコストがかかるため、その分ユーザーの負担が増えることがあります。 | 広範囲のエリアカバーは変わりませんが、8時台・12時台・17時台などのピーク時には回線が混雑し、通信速度が低下することもあります。 |
注意点 | 全国でスムーズな通信を行なうため、お金をかけて設備を設置している分、料金が割高になる | 通信速度やサービスエリア、プラン内容をしっかり確認することが重要です。 |
MNOは4社あり、8種類の携帯電話サービスが該当します。
運営会社 | 携帯電話サービス名 |
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NTTドコモ | ドコモ、ahamo |
KDDI | au、povo |
ソフトバンク | SoftBank、Y!mobile、LINEMO |
楽天モバイル | Rakuten Mobile |
MNOでもキャリアメールの提供できないのはなぜ?
キャリアメールは、MNO事業者のみ提供可能ですが、低価格料金のMNOはキャリアメールを提供しておりません。
LINEMOはMNOですが、コストカットにより低価格を実現しているので、運営維持コストがかかるキャリアメールは提供しておりません。
同じMNOでもワイモバイルがキャリアメールを提供できるのは、ソフトバンク並みの料金価格になっているからです。
キャリアメール提供のMNO
- ドコモ
- au
- ソフトバンク
- ワイモバイル
ソフトバンク回線で昼休みなど混雑時の速度が大きく下がりやすい心配はある?
LINEMOのソフトバンク回線は、混雑する時間帯時の速度が大きく下がるようなことはありません。
格安SIMでは、時間帯によっては動画を閲覧しにくい、Webサイトがなかなか表示されないといったことが起こり得ます。
LINEMOなら、昼休みなど多くの利用者がいっせいにスマホを使う混雑する時間帯でも高速通信が安定的に可能です。
【LINEMOの時間帯別の平均速度情報(直近3ヶ月)】
時間帯 | Ping | 下り | 上り |
---|---|---|---|
朝 | 38.09ms | 94.39Mbps | 14.69Mbps |
昼 | 40.53ms | 57.05Mbps | 10.91Mbps |
夕方 | 42.23ms | 74.35Mbps | 12.51Mbps |
夜 | 38.21ms | 93.99Mbps | 17.27Mbps |
深夜 | 37.69ms | 80.43Mbps | 13.64Mbps |
ソフトバンク回線の中でもLINEMOは通信速度が速い方
ソフトバンクが運営しているサブブランドはワイモバイルとLINEMOの2つです。この2つのブランドは、ソフトバンクのメインプランと同等の通信品質が期待できます。
ソフトバンク回線の格安SIMと比較してもワイモバイルやLINEMOといったソフトバンクが運営しているサブブランドは、通信速度が頭一つ飛び抜けています。
携帯事業者 | 通信速度 |
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LINEMO | 平均Ping値: 41.29ms 平均ダウンロード速度: 91.63Mbps 平均アップロード速度: 14.28Mbps |
ワイモバイル | 平均Ping値: 38.28ms 平均ダウンロード速度: 92.09Mbps 平均アップロード速度: 16.93Mbps |
mineo | 平均Ping値: 61.01ms 平均ダウンロード速度: 55.31Mbps 平均アップロード速度: 14.16Mbps |
nuroモバイル | 平均Ping値: 45.54ms 平均ダウンロード速度: 42.68Mbps 平均アップロード速度: 11.76Mbps |
b-mobile | 平均Ping値: 77.51ms 平均ダウンロード速度: 46.26Mbps 平均アップロード速度: 8.46Mbps |
QTモバイル | 平均Ping値: 66.89ms 平均ダウンロード速度: 56.3Mbps 平均アップロード速度: 9.28Mbps |
LINEMOとワイモバイルは、ソフトバンクのネットワークを活用し、全国で高速かつ安定した通信環境を提供しています。
LINEMOは月額料金を抑えつつもキャリア同等の通信品質が特徴で、ワイモバイルは駅や繁華街での安定性を重視した技術が魅力です。
LINEMO | ワイモバイル | |
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回線 | ソフトバンクのネットワークをそのまま利用 | ソフトバンク自社回線 |
通信品質 | キャリア同等の高速通信 | キャリアと同等の安定性と速度 |
エリア | ・ソフトバンクと同じ ・全国で広範囲対応 |
ソフトバンクと同じく、全国の幅広いエリアに対応 |
通信の安定性 | 昼休みや通勤時間帯も安定 | 独自の技術で混雑時でも安定 |
LINEMOソフトバンク回線としての利点
高品質ソフトバンク回線MNOでありながら料金が安い
料金プランは、MNOよりMVNOを選んだほうが低くなりやすい傾向にあります。
しかし、LINEMOはソフトバンクのサブブランドとして、オンライン専用で無駄なコスト削減をすることでMNOでありながら料金も安くなっています。
MVNOの料金安いと引き換えのリスク
- MNOの回線網を借り受けていることにより、通信速度が遅くなる
- 特に多くの人が利用する時間帯(通勤時間や昼休み、帰宅後の時間など)は混雑しがち
- MNOサービスと比較して使える帯域が制限されている
- アクセスが集中しているか、大容量のデータ通信を行っている場合に「電波が悪い」と感じることがある
LINEMOは、ソフトバンクグループのサブブランドとして、ソフトバンクの4G LTE、5G回線を利用したMNO(移動体通信事業者)です。LINEMOは、自社で回線網を持つため、MVNO(仮想移動体通信事業者)とは異なり、安定した通信品質を提供できるのが特徴です。
ソフトバンク回線5G基地局の数で業界トップクラスの規模を誇る
総務省が令和6年1月に発表した「令和5年度電波利用状況調査」の結果によると、5Gの基地局の数は「ソフトバンク」がauと並び多く、4Gの基地局数は「ドコモ」が最も多いという結果です。
5G通信を頻繁に行うのであれば、ソフトバンク回線は自信を持っておすすめできます。
ドコモ | au | ソフトバンク | |
---|---|---|---|
基地局数 (4G) |
258,546 | 198,158 | 179,987 |
基地局数 (5G) |
46,294 | 94,492 | 85,361 |
令和6年度 携帯電話及び全国BWAに係る電波の利用状況調査の調査結果についてはこちら
5Gの基地局数は「ソフトバンク」に比べて「ドコモ」は約半数しか持っていないため5Gを使いたい方にとってはお勧めすることはできません。
ソフトバンク回線の人口カバー率が4G、5Gともに高く透明性がある
ドコモ | au | ソフトバンク | |
---|---|---|---|
人口カバー率 (4G) |
99.9% | 99.9% | 99.9% |
人口カバー率 (5G) |
未発表 | 90% | 95% |
4Gエリアの人口カバー率は、ドコモ、au、ソフトバンクで99.9%カバーしていると発表しています。
一方5Gエリアに関しては、ドコモは明確な発表はしておらず、基地局数から見ても「ソフトバンク」「au」の方が人口カバー率を伸ばしています。
ただし、ドコモは4Gエリアに関しては基地局数が多いので4Gエリアでよくスマホを利用する方は「ドコモ」の方が全体的にカバーしているので、4G重視の方はソフトバンクよりドコモがおすすめです。
ソフトバンク回線はプラチナバンドで、障害物に強く、建物の中や山間部などでも繋がりやすい
LINEMOソフトバンク回線のプラチナバンドは、主に900MHz帯の「Band 8」と、一部エリアで利用可能な700MHz帯の「Band 28」です。こ
れらの周波数帯は、障害物に強く、建物の中や山間部など電波が届きにくい場所でも繋がりやすいという特徴があります。
【ソフトバンク4G対応バンド】
項目 | 内容 |
---|---|
Band 1 | 2.0GHz帯で、ソフトバンクの主要バンドの一つ. |
Band 3 | 1.7GHz帯で、東名阪エリアで主に使われ、Band 1よりも高速な通信が可能. |
Band 8 | 900MHz帯で、プラチナバンドとも呼ばれ、Band 1ではカバーできない範囲を補完 |
Band 11 | 1.5GHz帯で、補完的な周波数帯として使われます |
Band 28 | 700MHz帯で、プラチナバンドとして利用 |
Band 41 | 2.5GHz帯で、ソフトバンクの4G通信で利用されています |
Band 42 | 3.5GHz帯で、一部地域で利用 |
【ソフトバンク5G対応バンド】
項目 | 内容 |
---|---|
n3 | 主に1.7GHz帯の周波数を使用し、4Gのバンド3を5Gに転用したものです。重要度は中程度で、4Gからの転用バンドとして、音声通話とデータ通信の両立が可能です。 |
n28 | このn28バンドを積極的に活用し、サービスエリアの拡大や、これまで繋がりにくかった場所での通信を可能にしています。 |
n77 | Sub-6と呼ばれる周波数帯の一つで、5G通信の中核を担う重要な周波数帯です。障害物の影響を受けにくく、広いエリアをカバーするのに適しています。 |
n257 | ミリ波帯の周波数帯域(28GHz帯)を使用する高速通信が可能なバンドです。広い帯域幅を確保できるため、理論上の通信速度は非常に高速ですが、電波の直進性が強く、障害物や距離の影響を受けやすいという特徴があります。 |
プラチナバンドとは?
プラチナバンドとは、携帯電話で使われている電波の中でも特に重要な700MHzから900MHzの周波数帯のことを指します。
低周波数の帯域で電波の波長が長いため、ビルなどの壁を透過しやすく、障害物を回り込みやすいことが特長です。ほかの周波数帯の電波と比較して、都市部や山間部、建物内など、さまざまな地域で安定して通信できます。
ソフトバンク回線格安SIMの中で料金が一番安い
ソフトバンク回線の中で通信品質が良くて料金が安いのはLINEMOベストプランです。
LINEMOのベストプランでは、3GB以下なら月額990円で利用できます。
ソフトバンクのオンライン専用プランなので、ソフトバンクと同等の通信品質が期待できる点も魅力的です。
最安料金 | 20GB以上使える プラン料金 |
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LINEMO | ベストプラン ・3GB ・990円 |
ベストプランV ・30GB ・2,970円 |
ワイモバイル | シンプル2 S ・4GB ・2,365円 |
シンプル2 M ・20GB ・4,015円 |
mineo | マイピタ ・1GB ・1,298円 |
マイピタ ・20GB ・2,178円 |
NUROモバイル | VSプラン ・3GB ・792円 |
NEOプラン ・20GB ・2,699円 |
b-mobile | 990ジャストフィットSIM X ・1GB ・1,089円 |
990ジャストフィットSIM X ・20GB ・5,269円 |
QTモバイル | データ+通話コース ・2GB ・1,100円 |
データ+通話コース ・20GB ・2,200円 |
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