LINEMOソフトバンクまとめて支払いとは
ソフトバンクまとめて支払いは、ソフトバンクが提供するキャリア決済サービスです。ソフトバンクユーザーに加え、Y!mobileやLINEMOユーザーもソフトバンクまとめて支払いを利用できます。
なお、月々の支払方法としてクレジットカードを指定している場合、携帯電話料金とは合算されません。
「ソフトバンクまとめて支払い」とは、LINEMOユーザーが、デジタルコンテンツ(アプリ、電子書籍、音楽など)やネットショッピングの代金、PayPayチャージ料金などを、毎月の携帯電話料金と一緒に支払える決済サービスです。
クレジットカード番号などの面倒な入力がなく、ゲームコンテンツやネットショッピングなどの購入代金を携帯電話料金とまとめて支払いができます。
ソフトバンクまとめて支払いの仕組み
利用者が商品を購入した段階で、事業者(ECサイトの運営事業者や決済代行業者など)からソフトバンクに決済情報が送信されます。
ソフトバンクは代金を通信費用と合算して利用者に請求し、事業者へはソフトバンクが代金を支払います。
ソフトバンクまとめて支払いの流れ
- 1.利用者が使用する「ソフトバンクまとめて支払い」を画面上で選ぶ
- 2.ログインして商品を購入する
- 3.ソフトバンクが通信料と合算して利用者に代金を請求する
- 4.ソフトバンクが代金を事業者(決済代行業者など)に支払う
- 5.LINEMO利用者がソフトバンクに料金を支払う
利用限度額と利用料金
ソフトバンクまとめて支払いの利用料金は無料で、お申込み不要です。
利用限度額は使用者の年齢によって異なり、月2,000~10万円です。
クレジットカードのように利用開始前の審査がない代わりに、利用限度額が設けられています。利用限度額の上限は、年齢や契約状況等に応じて異なります。
使用者の年齢はソフトバンクに使用者情報として登録した生年月日から算出されます。
| 使用者年齢 | 利用可能額 |
|---|---|
| 満12歳未満 | 最大2,000円/月 |
| 満20歳未満 | 最大20,000円/月 |
| 満20歳以上 | 最大100,000円/月 |
支払いに支障が出ないよう、ご自分の上限設定がいくらになっているか、事前に確認しておくことをおすすめします。
最大月10万円の限度額は、クレジットカードと比べると多くないので、この限度額では足りないという方もいらっしゃるかもしれません。
消費者保護の観点から、ソフトバンクまとめて支払いには利用限度額が設けられています。クレジットカードのように信用情報に基づいた決済方法でないため、ユーザーが使いすぎないように制限する仕組みとなっています。
子供利用者登録でも、支払うのは主契約者
LINEMOソフトバンクまとめて支払いは、契約者の通信料に合算されます。そのため、スマートフォンの利用者と契約者が違う場合は注意が必要です。
たとえば、契約者名義が親でスマートフォンの利用者がお子さんの場合、ソフトバンクまとめて支払いは親のアカウントに紐づきます。
LINEMOソフトバンクまとめて支払い主なシーン
LINEMOソフトバンクまとめて支払いの主な利用シーンは、スマホアプリの課金(ゲーム・ツール)、音楽・動画配信サービス(YouTube Premium・Netflixなど)、電子書籍・マンガ購入、オンラインショッピング(Amazon・楽天など)、電子チケット購入で、これらは携帯料金と合算請求されるため、支払い手続きが手軽なのが特徴です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| アプリストアでの課金 (App Store / Google Play) |
スマートフォンの設定で事前に「ソフトバンクまとめて支払い」を選んでおけば、アプリやゲーム内課金の代金が携帯料金に合算されます。 |
| ECサイト | Amazonなど一部の通販サイトや動画配信サービスでは、支払い方法としてキャリア決済を選択可能。暗証番号入力で即時決済が完了します。 |
| コンテンツやデジタルサービス | 音楽配信・電子書籍サービス・定額サブスクでもキャリア決済を利用できる場合があります。 |
支払い先や決済のタイミングをひとつにまとめられるので、利用すればするほど支出管理がしやすくなって便利です。
スマートフォンアプリの課金
スマートフォンアプリのソフトバンクまとめて支払いは、アプリ課金分を毎月の携帯電話料金に合算して支払う方法で、クレジットカードなしでも手軽に利用でき、App Store(iPhone)やGoogle Play(Android)で設定します。
スマートフォンのひと月の通信料が990円で、アプリの利用で発生した課金が500円だった場合、その月は合計1,490円を支払うことになります。
支払いにソフトバンクまとめて支払いを設定する際には、iPhoneの場合、まずApp Storeを起動します。支払方法の管理画面で「お支払情報」タップし、お支払情報の項目から「ソフトバンク払い」を選択します。次に、支払いに使用する電話番号を入力すれば設定できます。
Android端末の場合はGoogle Play ストアを起動させます。メニューから「お支払方法」をタップし、お支払方法の追加から「ソフトバンク払い」を選択すればOKです。
音楽・動画配信サービスの支払い
LINEMOソフトバンクまとめて支払いは、Spotify、Netflix、YouTube Premiumなどの音楽・動画配信サービスの月額料金支払いに非常に便利で、携帯料金と合算請求されるため、クレジットカード不要で手軽に利用できます。
ソフトバンクまとめて支払いが使える音楽配信は、「Spotify」「YouTube Music」で、動画配信は「Netflix」です。
ソフトバンクまとめて支払いの利用により、クレジットカードをお持ちでない子供も、エンターテインメントコンテンツを手軽に楽しむことができます。
電子書籍やマンガ購入
電子書籍の購入代金は毎月のスマホ代と合算できて便利です。わざわざ振込に行く手間もなく、スマホ一つで簡単に本が読めます。
ソフトバンクまとめて支払いが使える電子書籍サイトには、あらゆるジャンルの本が揃っています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| BOOK☆WALKER | KADOKAWAグループが運営する総合電子書籍ストアで、漫画・ライトノベルを中心に、文芸書、雑誌など幅広いジャンルの電子書籍を販売しています。 |
| audiobook.jp | プロのナレーターが書籍を読み上げており、ビジネス書を中心に豊富なラインナップを「聴き放題プラン」や個別購入で楽しめます。 |
| 紀伊國屋書店 | ベストセラーや雑誌、和書、洋書、DVD/CD等も取り揃えています。 購入した書籍を管理できるクラウドサービスや、リアル店舗の在庫を検索できるサービスなどもあって便利。 |
| ebookjapan | 漫画を中心に100万冊以上の豊富なラインナップを持つ国内最大級の電子書籍ストアで、LINEヤフーとLINE Digital Frontierが共同運営しており、PayPayポイントが貯まる・使えることや、毎日無料漫画があること、初回限定クーポンが充実していること、コミックウィークエンド(金土日がお得)などが特徴です。 |
| 電子貸本Renta! | コミックを中心に小説や雑誌などを「48時間レンタル(100円〜)」と「無期限購入(買い切り)」の2つの方法で、PC・スマホ・タブレットで手軽に楽しめるサービスです。特に、BL・TL・少年漫画など幅広いジャンルが豊富で、無料サンプルやオリジナル作品も提供しており、「手軽に安く読みたい」ニーズに応えています。 |
オンラインショッピング
LINEMOソフトバンクまとめて支払いは、大手ショッピングモール通販サイトに対応しています。
洋服、日用品、コスメ、家電、家具、インテリア、食品など何でも揃うので便利です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| Amazon | 現在では、家電、ファッション、食品など、様々な商品カテゴリーを扱う”総合的なオンラインマーケットプレイス“へと発展しています。 |
| Yahoo!ショッピング | LINEヤフー株式会社が運営提供する「Yahoo!ショッピング」は、楽天市場とAmazonと並ぶ大手ECモールとして知られています。 ユーザーの男女割合は、ほぼ同じ。「PayPay」という便利な決済サービスと連携しているため、出店数が増加しており、今後も成長が期待できるECモールの一つと言えます。 |
| au PAY マーケット | 多様な商品カテゴリーを扱っており、最新のトレンド商品をはじめ、日用品や専門品まで幅広い商品を取り揃えています。 |
| アイリスプラザ | アイリスオーヤマの豊富な自社製品(家電、収納、家具、食品、ペット用品など)を扱う総合通販サイトであること、さらにマーケットプレイス化(他社出店)を開始し、さらに品揃えと利便性を拡大 |
LINEMOソフトバンクまとめて支払いする意味は?
LINEMOソフトバンクまとめて支払いは、クレジットカード不要で、ソフトバンクのIDとパスワード(暗証番号)を入力するだけで決済が完了し、クレジットカードを持たない若年層や、カード情報の入力に抵抗がある人でも安全・手軽に利用できます。
スムーズな支払いができる
ソフトバンクまとめて支払いを利用する最大のメリットは、オンラインで商品を購入する際に必要なクレジットカード情報を入力する手間が省けることで効率良く買い物ができます。
クレジットカード番号や有効期限、セキュリティーコード、個人情報などを入力する手間がなくなるので、手続きが簡単で、誰でも短時間でスムーズに使用できる決済手段です。
また、クレジットカード情報の漏えいや不正利用といったリスクも回避できます。
クレジットカードを持っていない未成年のLINEMO利用者がオンラインショッピングをする際の有効な支払い方法でもあります。
使いすぎ防止できる
ソフトバンクの利用上限は、利用者の年齢によって異なりますが、20歳以上で10万円が利用限度額となっています。
一般的なクレジットカードよりも利用限度額が低いだけでなく、利用者自身が限度額の範囲内で上限を設定できるので、使いすぎの防止に効果的です。
子供にスマホを持たせるにしても、予定以上の出費リスクを回避できます。
クレジットカード情報をお買い物のたびに入力する手間がない
ソフトバンクまとめて支払いは、クレジットカード情報をお買い物のたびに入力しなくて済むようになります。
クレジットカード支払いはお買い物ごとに、クレジットカード番号は、ハイフンやスペースなしで半角数字のみを入力します。その他に、有効期限(月/年)、セキュリティコード(3桁または4桁の数字)、名義人名、生年月日などを入力します。
ソフトバンクまとめて支払いはクレジットカードと比べて購入の手続きが簡単なため、手間をかけず、安心してお買い物を済ませることができます。
18歳未満の子供が買い物ができる
利用するサービスの決済方法によっては、クレジットカードと紐付ける必要があり、未成年者では利用できないケースがあります。
その点、ソフトバンクまとめて支払いは携帯電話の電話番号に紐付いた決済方法で、クレジットカードが不要なので、未成年者がお買い物をする際の有効な手段といえます。
ソフトバンクまとめて支払いには、年齢ごとに利用上限額が定められています。保護者が設定や管理をおこなえるので、高額請求のリスクが抑えられるのがメリットです。
なりすましの被害に遭わない
ソフトバンクまとめて支払いは、クレジットカードの情報などをインターネット上で入力しないため、なりすましの被害に遭うことがありません。
クレジットカードは、カード番号や契約者氏名、セキュリティコードが流出すると、第三者に不正利用される恐れがあります。
ソフトバンクまとめて支払いは携帯電話番号と認証で決済が完了するので、勝手に使われてしまうリスクが低く、安心してお買い物を楽しめます。
ID、パスワード、暗証番号を入力するだけの簡単決済
ソフトバンクのスマートフォンやPCなどから「ID」、「パスワード」、「暗証番号」を入力するだけで簡単に決済ができ、携帯電話の利用料金とまとめてお支払いができる利便性の高いサービスです。
クレジットカード番号などを入力する手間が省ける利便性の高い決済手段です。利用者が支払いを終えると、利用者と事業者に購入完了の通知が届きます。
ID・暗証番号の認証は、ソフトバンクの通信回線を利用していたり、すでにログインしていたりする場合はIDの入力も不要となるので手間なく購入できます。
ソフトバンクまとめて支払いの利用方法
- 1.購入時に決済方法選択画面で「ソフトバンクまとめて支払い」を選択
- 2.IDとパスワードでかんたん決済のページにログイン
- 3.暗証番号等で承認されると支払い完了
お支払いを先延ばしにできる
後日、1ヶ月分の利用額を携帯電話の料金とまとめて支払いになるので、今どうしても買いたいものがある方や、給料日後に余裕を持って支払いたい方にとってはとても便利です。



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