LINEMO電車の電波状況は?
屋外を走行中の電車は、さまざまな方向から電波を受けながら走っており、車外の状況(建物や地形など)も刻一刻と変化するため、LINEMOでも安定した電波が届かなくなり、つながりにくくなることがあります。
駅で停車中の電波は?
駅で停車中は構内の基地局から電波を受けていますが、駅構内の構造上どうしても車内まで電波が届きにくい場合があります。
ソフトバンクは利用する人が多い路線から優先的に利用できるように整備を進めていて、線路周辺の基地局から線路方向にアンテナを向けて使えるようにしています。
さらに、利用客が多い路線の場合は、駅ホームにもアンテナを設置して、停車中の車内や電車待ちの時間にも安定して利用できるようにしています。
頻繁に現在地が変わる移動中は繋がりにくいこともある
電車は高速移動しているので、頻繁に現在位置が変わり携帯基地局の切り替えが発生し電波を受信するのが遅くなる事もあります。
しかし、電車移動中でもLINEMOが利用できるのは、「ハンドオーバー」という技術が使われているからです。
ソフトバンクにおけるハンドオーバーとは、移動中の携帯端末が通信中の基地局エリアから次の基地局エリアへ移動する際に、通信を途切れさせずにスムーズに接続先を切り替える技術・動作を指します。この機能により、通信利用者は移動しながらでも安定したモバイル通信を継続することができます。
電車や地下鉄はハンドオーバーがスムーズに行えますが、新幹線のように高速で移動する乗り物についてはこの作業が高速で行われています。
電車移動中トンネルや山間部など繋がりにくい
アンテナが設置されていない場所(トンネルや山間部など)に入ると、ハンドオーバーがスムーズに行われず一時的に接続が遅くなることもあります。
電車で山間部を走行すると、基地局の少なさや樹木による遮蔽、トンネルなどの構造物の影響で電波が届きにくくなりますが、完全に使えないわけではなく、ソフトバンクは山間部での繋がりやすさを向上させるために専用のアンテナや基地局を設置しており、衛星通信を使ったサービスも提供されています。
LINEMO満員電車は通信速度が遅くなる、繋がらない原因は?
LINEMOは満員電車で電波が悪くなります。
早朝や帰宅ラッシュの満員電車はスマホに触れる人が多くなる時間帯のため、電波がつながりにくくなります。
また、混雑している電車は安定した電波が届きにくい上に、電車が動いている最中は電波をキャッチしにくくなります。
LINEMO満員電車の症状
- 電波が立っていても読み込みに時間がかかる
- つながりにくいさを感じる場面が多い
- 電波が1しかなくほとんど繋がらない
- 電波が4本あるのにインターネットに繋がらないことがしばしばある
同じ満員電車でも時間帯により繋がり具合が違う?
「満員ラッシュアワー」とは、多くの人が通勤・通学のために交通機関を利用し、著しく混雑する時間帯のことです。都市部では、主に平日の朝(午前7時半〜9時頃)と夕方(午後6時〜8時頃)がラッシュアワーに該当し、特に朝は出勤・始業時間に集中するため、電車内が大変混雑します。
このラッシュアワーをずらした時間帯の満員電車は電波が繋がる可能性があります。
満員ラッシュアワーで電車内の電波が悪くなるのは、多くの人が同時にスマホを利用することで基地局の通信容量が逼迫(輻輳)することが影響しています。
電車が動き刻一刻と変化することも起因
電車は高速で動くのりものです。動いていれば電波をキャッチできなくてスマホがつながらなくなることがあります。
電車が高速移動することによる基地局の切り替え失敗が起こるので、電車が止まっている時よりも動いている時の方が電波は不安定です。
同じ基地局を大勢が利用
朝や夕方の通勤時間は同じ場所に人が集中し基地局が処理しきれずLINEMOが遅くなります。
ラッシュ時の電車や駅は、同じ時間帯にたくさんの人が集中して通信を行うため、その場所をカバーしている基地局の処理能力を超えてしまうことあります。そのため、電波がつながりにくくなったり、通信が遅くなることがあります。
基地局の処理能力には限界がある
1つの基地局が同時に処理できる通信量には限りがあります。
平常時であれば問題なくても、通勤、帰宅ラッシュのように短時間に大量のアクセスが集中すると、基地局の処理能力を超過し、通信規制が行われたり、エラーが発生したりします。
LINEMOは新幹線は安定して繋がる?
LINEMOは、新幹線の車内では、携帯電話やスマートフォンを利用することができます。トンネル内を含め、新幹線では携帯電話の電波が、ほぼ全区間で支障なく通じます。
新幹線の場合、長いトンネルを中心にアンテナを設置して通信できるよう対策をとっているほか、新幹線内でも無料wi-fiが提供されているため、LINEMOが繋がらない時は無料Wi-Fiに切り替えてください。
新幹線で携帯・スマホがおおむね通じる区間
- 東海道新幹線(全線)
- 山陽新幹線(全線)
- 九州新幹線(全線)
- 西九州新幹線(全線)
- 東北新幹線(全線)
- 上越新幹線(全線)
- 北陸新幹線(全線)
- 北海道新幹線(全線)
- 山形新幹線(全線)
- 秋田新幹線(全線)
Wi-Fiが利用できない新幹線車両がある
フリーWi-Fiが使える新幹線の車両には、車両のドア付近にネットワーク名が印字されたステッカーが貼られているので、新幹線でネットワークを使う際に探してみてください。
東北、北海道、山形、秋田、上越、北陸新幹線を利用する方は、JR東日本提供のフリーWi-Fi「JR-EAST FREE Wi-Fi」のステッカーがあるか確認してみましょう。
西日本の新幹線ではステッカーのデザインが異なりますが、「FREE Wi-Fi」と書かれているのか確認します。
<JR東日本>
ネットワーク名(SSID):『JR-EAST FREE Wi-Fi』
東北新幹線、上越新幹線、山形新幹線 E7系、秋田新幹線、北海道新幹線
北陸新幹線(『JR-WEST FREE Wi-Fi』含む)
中央線特急
  
 <JR東海、JR西日本、JR九州>
ネットワーク名(SSID):『Shinkansen Free Wi-Fi』
東海道新幹線、山陽新幹線、九州新幹線
  
トンネル内は電波が不安定になる
一部のトンネルや山間部など、LINEMOや無料Wi-Fiの電波の届きにくい場所を走るとネット接続が途切れる可能性があります。
特に、電波が弱まりがちな一部のトンネル内では、メールの送受信に時間がかかったり、オンライン通話で会話が途切れたりします。
どうしても新幹線でオンライン通話が必要な場合は、トンネルを通過しない間に済ませるとよいでしょう。
窓側の席は電波が良い
新幹線内で、できるだけ電波を受信しやすくするためには、車内の「窓側の席」がおすすめです。
車体の金属構造が電波を遮る傾向があるため、車両の中央や通路側よりも、窓側の方がわずかに電波が届きやすいとされています。
電波状況が不安定なエリアでは少しでも通信状態を保つ工夫として試してみる価値があるでしょう。
新幹線が満席など混雑時は繋がりにくい
新幹線車内が満席ですと、スマートフォンを利用する乗客が多くなります。
そのため、時間帯によっては多くの人が一斉にインターネットにアクセスしており、回線に負荷がかかることもあります。
接続している端末が多い、つまり利用者が多ければ多いほど通信速度が落ちてしまいます。特に新幹線が混み合う時期(週末や連休など)は、まったくといっていいほどつながらないことが多く、要注意です。
車両の構造による電波の遮断がある
新幹線の車体は安全性や空力性能を考慮して設計されており、外装の多くは金属で覆われています。
この金属には電波を通しにくくする「シールド効果」があるため、外部からの電波が車内まで届きにくくなることがあります。
新幹線はトンネルや山間部では電波が届きにくい
新幹線の路線には、長いトンネルや山間部を通過する区間が多くあります。
こうした場所では地上の電波が届きにくく、さらに基地局の数が限られているため、通信が不安定になりやすい傾向にあります。
トンネルでは、構造的に電波が遮蔽されるため、携帯キャリアが提供する通信ネットワークの影響が顕著です。さらに、山間部では地形が複雑であり、基地局からの電波が十分に届かないことが多いです。
高速移動による通信の切り替え
新幹線は時速200~300kmという非常に速いスピードで移動しています。
この間、スマートフォンは常に近くの基地局と通信を行っており、その接続先が短時間で次々と切り替わります。
この切り替えがうまくいかないタイミングでは、一時的に通信が不安定になります。
新幹線車内で通話ができる場所
新幹線客室内で、声を出しての通話はできません。通話ができるのは、客室外のデッキ(ドア付近の通路)です。
スマートフォンを音の出ない状況で操作する場合は、客室内の座席でおこなっても問題ありません。



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