LINEMOは事務手数料無料
LINEMOは新規契約や乗り換え契約時の事務手数料無料です。
通常事務手数料は、3300円~3850円かかるものですが、LINEMOなら0円で済みます。初月の手数料負担がないので経済的です。
LINEMO手数料の特徴
- オンライン専用プランで事務手数料無料
- 契約時のサポートはないが、不明な点はチャットで質問できる
- 申し込みはユーザー自身で行い完結させる
- 手数料無料なので2~3カ月即解約は事業者側の利益にならない
契約初月に支払う料金例
LINEMOの初月は基本料金が日割り計算となります。
利用開始日から利用した日数分を支払います。
利用開始日
新規契約 | 利用開始日(課金開始日)はSIMカード発送日の翌々日 |
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乗り換え | 利用開始日(課金開始日)は、回線開通日と同日 |
LINEMO初月料金の内訳
項目 | 内容 |
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基本料金 | 日割り計算 |
通話定額などオプションサービス | 日割り計算 ※一部初月無料あり |
通話料 | 30秒22円で使った分だけ支払い ※ベストプランVは5分かけ放題が料金に含まれる |
SIMカード準備料は?
SIMカード準備料は格安SIMで請求されるものです。
格安SIMでは、移動体通信事業者である株式会社NTTドコモやKDDI株式会社からSIMカードを調達しており、その調達する際に発生する費用が「SIMカード準備料」としてかかります。
格安SIMでは事務手数料3300円の他にSIMカード準備料433円がかかります。
LINEMOは、ソフトバンクのオンライン専用ブランドで、サブブランドの一種です。サブブランドでSIMカード準備料は発生しません。
サブブランドとは?
サブブランドとは、一般的には企業がメインのブランドとはコンセプトや料金体系などが異なる商品やサービスを展開する際に用いるブランドです。
例えば移動体通信事業者では、本来のブランドよりも割安なサービスやプランを提供する際にサブブランドを利用しています。
各種手数料はかからない?
手続き項目 | 手数料 |
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プラン変更 | 「ベストプラン」「ベストプランV」同士で毎月1回プラン変更ができます。ユーザー自身がマイページから手続きを行うので何度でも手数料無料です。 |
名義変更 | LINEMOの名義変更手数料は、改姓、改名、譲渡(家族間)の場合、無料です。店員を介さないので手数料無料です。 |
SIMカード、eSIM再発行 | 「SIMカード」「eSIM」ともに再発行手数料無料。SIMカード破損や動作しない、水濡れ等で再発行する際にお金がかからないので経済的です。 |
LINEMO事務手数料無料を実現できる理由は?
LINEMO事務手数料無料を実現できるのは、オンライン専用プランで人件費やショップ営業費がかからないからです。
店舗ならスタッフが契約手続きをします。そうするとスタッフの給料や店舗の賃貸料、設備費などの運営コストが不要となり、その分をユーザーへのサービス向上や料金の引き下げに充てることができます。
事務手数料無料の主なポイント
- 申し込みはユーザー自身で行うのでコスト削減
- 申し込みサポートスタッフは用意していない
- 何か問題が起きた時はチャットのみで、人件費としては全体の申込者数からしたら負担にならない
- 電話、店舗での契約は受付していないので人件費コストがかからない
オンライン手続きの効率化
LINEMOは、申し込みからサポートまでの手続きがオンラインで完結するため、業務の効率化が図られ、コスト削減につながります。
LINEMOは店舗や電話サポートは設けず、人件費をはじめとするコストを削減しているため、安価な利用料金を実現しているのです。
店舗運営コスト
店舗運営コスト | 内容 |
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家賃 | 物件の所有者から店舗経営者へ土地や建物を貸し出す際に発生する費用です。毎月定期的に発生するものであり、店舗運営コストの中でも比重が大きくなっていることが多い費用です。 |
電気代 | 電気代は、店舗の照明や冷暖房、ディスプレイなどで使用する電気にかかる費用です。 |
人件費 | 企業が従業員に対して支払う給与、賞与、手当、退職金、社会保険料(法定福利費)、福利厚生費など、従業員の労働に対して支払われる費用全般を指します。 |
通信費・消耗品費 | 通信費とは、電話代、インターネット料金、携帯電話料金、ハガキ代など、通信に関する費用を指します。一方、消耗品費とは、1年未満で消費される事務用品や、10万円未満の備品などの費用を指します。 |
宣伝費 | DMやチラシ、Web広告などの宣伝を行えば集客に繋がります。 |
手続きは自分で行う
LINEMOはオンライン専用プランのため、申し込みに伴いオペレーターやスタッフは対応しないので、お客様ご自身のスマートフォンやパソコンなどを使って自力で手続きしなければなりません。
人件費がかからない分、手数料無料にできます。オンラインの申し込みステップは予め作ったテンプレート式になっており、自動販売機のようなものです。
ソフトバンク株式会社側はLINEMO申し込み完了までのステップで何のサポートもしないのでコストがかかりません。
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- 01お申し込み
- お客様がLINEMO公式サイトから申し込み手続きを完了させます。個人情報、MNP予約番号、プラン選択、本人確認書類アップロードなどを行います。
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- 02ソフトバンク側がすること
- 申込者の審査と発送を行います。この2つのコストは毎月の料金から回収します。
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- 03LINEMO利用開始
- LINEMO利用開始すると毎月の料金がソフトバンク側に入ってきます。契約者のうち即解約者もいますが長期利用者がLINEMOの運営を支えています。
申し込みで問い合わせはチャットのみ
LINEMOの申し込みで行き詰った時に対応できるのはチャットサポートのみです。
チャットは手取り足取りを教えてくれる場所ではないので、分からない場所を急所的に的確にアドバイスしてくれます。
チャットのオペレーターを雇うので、そこで人件費がかかるかもしれませんが、オペレーターは申し込みサポートとして用意しているわけではなく、LINEMOの契約前、契約中、契約後で不明な点を支えるための全体サポートとして配置しています。
そのため、申し込みで分からないことを対応したからコストがかかったという認識はありません。
また、LINEMOを申し込みするうちの微々たる割合しかチャットを使わないのでコストの影響は極めて小さいと言えます。
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- 01お申し込み
- LINEMO申込みの最中に分からないことにぶち当たる
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- 02チャットで質問
- 申し込みの障壁となる事項をオペレーターに確認する
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- 03申し込み完了
- オペレーターのアドバイスをもとに申し込み手続きがスムーズに進み申し込み完了。申し込み者のうちチャットを利用する割合は全体からしたら微々たるものでコストがかかっているとは言えないので手数料無料を実現。
事務手数料無料がゆえに即解約は負担となる
LINEMOは事務手数料無料とはいえ、1人の申し込みに全くの人件費がかからないわけではありません。
LINEMO申込みコスト
- 審査する労力と人件費
- 発送梱包する労力と人件費
- 配送費
- LINEMO申込窓口の電話対応する方の人件費
1人の契約だけでこれだけのコストがかかります。事務手数料無料にしている以上は、毎月の基本料金の利益からこれらを賄っています。
それが2~3カ月で解約されてしまうと、料金回収がいくらもできないわりにコストをかけたわけですから、見合わない商売となってしまいます。
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